今回はさし方に関してです。

チェーンの潤滑は基本的に
①クリーニング
②潤滑
になります。

まずは汚くなったチェーンの汚れ落とします。

チェーンクリーナ、ディグリーザーなどは揮発性が弱いため、かけた後にブラッシュとかで
コシコシしてもOKです。
ただ、ブレーキ面の方(特にディスクブレーキ)には付けないよう注意しましょう。

その次、ウエスなどでチェーンクリーナをキレイに拭き取ります。
今回、私は水に濡らしたウエスを使ってます。
片手ではウエスでチェーンを握り、片手はペダルを回してチェーン全体を拭き、
ウエスに汚れがついてこない時まで吹き、乾燥します。
(汚れと残ったチェーンクリーナを落とすことが大事です。)

汚れなどを落としながらついでにリア変速機のプーリー(小さい歯車)の方にも
ウエスを当てて溜まった汚れをとってあげたらベスト。
下のテンションプーリーは大丈夫ですが、上のガイドプーリーは変速機を動かすと拭きやすくなります。

今回は水で作業しましたので30分ほど放置し、乾燥させましたが
揮発性の高いパーツクリーナとかで落としてあげるともっと早く作業できます。

最後にチェーンオイルです。
チェーンのリング(丸いところ)に落とし、一周塗布します。
写真で使ってるMUC-OFFのチェーンオイルのマニュアルには4時間は放置するようにと書いてます。
チェーンの間間までオイルが浸透するように少し待ってあげましょう。

チェーンオイルを指して放置した後、チェーンに残ってる余分のオイルを拭き取るのが最後です。
チェーンのサイドとかにチェーンオイルがついてると地面からのホコリなどが付きやすく、
せっかくクリーニングしたチェーンがすぐ黒くなります。
それが続くと変速性能、走りに効率が悪くなる原因となります。
余分のチェーンオイルを拭いてあげる←これが一番大事かと思います。